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悪徳な原野商法(北海道)の二次被害を防ぐための対策をご紹介します

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先日、たまたま業界雑誌を見ていたら、原野商法の二次被害に関する注意喚起という文章が目につきました。

被害者の方には申し訳ないのですが、原野商法とは昔なつかしい響きに感じました。

私が営業マン時代のバブル期、土地ブームに乗って北海道の山奥にある原野のような価値のない土地を買わせるのが原野商法でした。

たまたま6月に、ユーザーから南区の土地を相続するので、いくらぐらいになるか調査してほしいと相談がありました。

すぐに調査しましたが、結果は道路に接道していない無道路地でした。

まさに原野商法で購入された土地だと確信しました。

1.原野商法とは

当時、北海道に新幹線が通るので線路になる土地を購入しておけば儲かりますと言われ、現地を見ないで購入した方がかなりいました。

実際には新幹線が通るはずもなく、最初から騙す目的で土地を勧める悪徳商法です。

セールスマンが立派なパンフレットや土地に区画割をした地積測量図を見せ、あたかも造成しているように見せるのです。

実際には宅地造成されているどころか、道路もなく区画割もなされていない原野そのものなのです。

さらに現地に行きづらい本州の人に売るため、余計に騙されてしまいます。

後から購入した土地に行こうとしても場所が分からないとか、行ったら崖地だったなどの話を聞いたことがあります。

おそらく購入してから現地を見ていない方が相当数いるのでしょう。

バブルが終わりしばらくしてから、何人もの方が原野を売却できないかと来られましたが、道路もなく、当然ながら上下水道もない土地では購入するお客様はいません。

その当時はニセコの原野でしたが、1件だけ調査に行きました。

しかし山の中で目印になるものが無く、調査物件自体を見つけることができませんでした。

このため残念ながら丁重にお断りした記憶があります。

山の風景

2.原野商法の二次被害の手口

二次被害の手口としてはいろいろな形態があります。

①整地契約

原野を売却するには整地が必要だと説明し、整地をすれば高く売却できると契約させて整地費用を騙し取る

②測量契約

原野を売却するには測量をする必要があると説明して契約させ、測量費用を騙し取る

③買替・下取契約

所有している土地の売却は難しいため、下取りして売れやすい土地と交換すると騙し、別の土地を購入させる

怪しい電話の男

3. 騙されないための対策

①過去に原野商法で土地を購入した60歳以上の方は、特に電話や訪問営業でのうまい話を鵜呑みにしない

②原野売却の話を持ってきた業者が、土地の売買ができる宅地建物取引業者かどうか免許を確認する

不審な場合は家族や消費者センターに相談する。

③買う人がいると言って「買付証明書」を提示する業者もいるが、「買付証明書」には何の効力もありません

整地や測量などの理由を付けて契約させ、現金を振り込ませるのが詐欺の手口

高齢者の相談している様子

まとめ

  • 整地や測量の話が来たら一人で判断せず、家族や消費者センターに相談する。
  • 原野を買う人はまずいない、どんなにうまい話でも鵜呑みにしない。
  • 原野が売れる前から理由をつけて現金を振り込ませるのが詐欺の手口

今回も最後までお読みいただきありがとうございます。

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