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誰にも理解してもらえず社会から孤立してしまう化学物質過敏症

投稿日:2019年4月5日 更新日:

当社ユーザーのお嬢様が昨年から化学物質過敏症を発症してしまいました。

お話を伺ううちに化学物質過敏症の現状を映した番組が放映されると教えていただきました。

それがNNNドキュメント2月25日(月)0時55分~1時50分「化学物質過敏症~私たちは逃げるしかないのでしょうか」という番組です。

化学物質過敏症はとても他人事とは思えない病気ですので、ぜひ皆様に知っていただきたいと思いブログを書きました。

なお、番組当日は放送時間が遅いためビデオ録画して数日あとに視聴しました。

1.深刻な化学物質過敏症の症状

番組を見て正直に思った感想は、「こんなにひどい症状なのか!!」です。

番組に登場する方々は、ある日化学物質過敏症に突然発症します。

家の玄関や外出先でも息苦しくなってしまいます。

当然ながら仕事を辞めなければならず、家を捨てて暮らすしかなく二重の苦しみです。

シャンプーや整髪料、柔軟剤、床ワックスなどのわずかな臭いでも反応します。

農業地域に住む方の一番つらい季節は、殺虫剤などの農薬を散布する時期です。

農家も高齢化が進み効率を優先してラジコンヘリで農薬を散布する時代です。

農薬を浴びると苦しくなって筋肉が痙攣し、体中がヒリヒリしてしまいます。

外出できなくなり映画、デパートでの買物、友達とのランチもできなくなりました。

現在、化学物質過敏症の発症の仕組みは分かりません。

化学物質過敏症はわずかな化学物質で過敏に反応する病気です。

特効薬はなく、症状は人それぞれに違います。

農薬を散布するラジコン

2.子供にも広がる化学物質過敏症

化学物質過敏症は、大人だけでなく子供にも広がっています。

母親が化学物質過敏症の子供(小学3年生)も同じ化学物質過敏症になり、学校に行けない状況になりました。

外出する際はいつも大きなマスクが欠かせず、柔軟剤の臭いで友達とも遊べません。

小学校に行くと教室の壁や天井に付着いている化学物質や、合板の机やイス、教科書、マジックインキにも反応してしまうのです。

そうなると学校を休んで自宅で勉強するしかありません。

小学生の子供が学校に行けず、友達と遊ぶこともできない状況を見ているだけで、胸を締め付けられる思いです。

幸い小学校の校長先生が理解のある方で、特別教室を造作してくれましたが、すべての学校が同じ対応をしてくれるとは限りません。

特別教室

3.化学物質過敏症は13人に一人の割合

化学物質過敏症になると家族にも理解してもらえないし、病院に診察に行くのも途中で具合が悪くなって行けないなど難しい問題があります。

平成27年に全国の化学物質過敏症の方は、予備軍を含めて人口の7.5%、13人に1人の割合だと推測されています。

これに対して政府の対策は、残念ながら何もとられていません。

この番組を見て化学物質過敏症の悲惨さと恐ろしさ、現代社会から逃げなければ暮らせない、孤立しないと生きられない現状に絶望感を覚えました。

誰でも発症するリスクがあるので、決して他人事ではありません。

古い家

この番組を見てから、不動産に係る者として化学物質過敏症の方には、少しでも体に負担のかからない住宅をご紹介できるように協力していきたいとの思いを強くしました。

それにしても医学の発達した日本で、新たな治療薬ができるのを待つしかないのでしょうか。

難病と同じで、一刻も早く救済するのが国の役目だと思います。

 

今回も最後までお読みいただきありがとうございます。

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