ハプニング

飛んできた洋服で水びたしに

投稿日:2017年7月11日 更新日:

今回から昨年、今年前半で発生したハプニング3件を連続でお話しします。

第1回目は、突然やってきた水漏れについてお話します。

某月某日、午後5時30分ごろ、もう少しで勤務時間が終わるなと思っていた矢先に会社の電話が鳴りました。

その電話は、弊社の管理しているアパートの入居者様からの電話でした。

天井から水漏れがして水びたしなので、何とかしてほしいという内容でした。

その日は雨が降っていましたが、その時はそれほど豪雨というほどではなく、風があって吹き込むような雨ではなかったので不思議な気がしました。

後ほど見に行きますと伝え電話を切ると同時に携帯電話が鳴りました。

電話の内容は、同じアパートの入居者様から水が漏れているという内容です。

両方の部屋とも2階にあるので、屋根から吹き込んだ雨が伝わって各部屋に漏れたのかとも思いましたが、2部屋は左右の両端の部屋のため、同時に水漏れするのがなんとも腑に落ちませんでした。

私が見ても修理箇所が判断できないため、いつもお願いしている業者さんに現地に来てもらうようにお願いしました。

その後、急いで現地を見に行きましたが、最初に電話をいただいた部屋は確かに水びたしで、家具、家電を壁側に寄せて中央にバケツが並んでいるほどでした。

さすがにこれはただの水漏れではないなと直感しました。

もう一部屋は、そこまでひどくはありませんが、やはり天井から水がしたたり落ちています。

天井から水がしたたり落ちている

すぐにオーナー様に連絡して事情を説明し、応急修理の許可を得ました。

また、雨漏りを受けるシートが必要なのでホーマックでブルーシート、バケツ、雑巾を購入して現地に戻りました。

ちょうど業者の方も着いており、二人で現地を再度確認しましたが、水漏れは変わらず激しい状態が続いています。

まるで屋根に穴が開いているような水漏れの勢いです。

状況から見て、雨が吹き込んで漏れているのではなく、※スノーダクトからの水漏れが原因ではないかと疑いました。

業者さんが屋根に上り、スノーダクトを点検した結果、スノーダクトの排水口に洋服がかぶさり、その結果スノーダクトの排水溝が満杯になって屋根から各部屋に浸水したことが判明しました。

洋服は針金のハンガー付きで、洗濯したものが飛んできてスノーダクトに落ちたようです。

スノーダクトに落ちた洋服

これは推測ですが、となりに高層マンションがあるため、高層階のベランダで干していた洗濯物が強風で飛ばされ飛んできたのではないでしょうか。

まさかこんなことが起こるとは想像もしませんでした。

たしかに長年の落ち葉やゴミでスノーダクトが詰まることはありますが、ハンガー付きの洗濯物で水漏れを起こしたのは初耳でした。

ハンガー付の洋服が原因なだけに、こんなことで水漏れ被害が発生することにショックが大きく、つくづく世の中は何が起こるか分からないと思いました。

とりあえず原因が分かったので、洋服を取り除くとスノーダクトの排水が進み水漏れは収束しました。

天井から水が滴り落ちている様子

その日は、夕方から雨量が多くなると天気予報で聞いていたので、とりあえず一安心でした。

後日、部屋の天井張替とグラスウールを一部交換して修理を終えることができました。

今回の教訓としては、いつハンガー付の洋服が飛んできたが分かりませんが、スノーダクトの点検が必要だと痛切に感じました。

今回の水漏れが屋根に雪のある春先であれば簡単に洋服を取除くこともできなかったでしょうし、夜にも係わらず来てくれた業者さんの迅速な対応がなければ、被害はもっと大きくなっていたので、今回は運が良かったと思います。

これを教訓にアパートオーナー様は、1年に一度くらいは冬が来る前にスノーダクトと屋根の塗装を点検されてはいかがでしょうか。

今回も最後までお読みいただきありがとうございます。

※スノーダクトとは北海道の多くの住宅に採用されている無落雪屋根の一種で、屋根はM字型になっており、M字部分に溜まった雪がヒーターや生活排熱で暖められ、スノーダクト(溝)にゆっくり流れ込むように設計されています。

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