その他

マンション(札幌市)では地震の被害が無くとも地震保険が請求できる場合があります

投稿日:2019年4月19日 更新日:

昨年9月の胆振東部地震で全壊と判断された住宅が224戸に上る胆振管内厚真町で、建物を行政負担で解体する「公費解体」が6日から始まったと新聞に掲載されていました。

まだまだ地震の影響が残っている状況ですが、今回は地震保険について驚いたことがあるので、ご紹介します。

1.地震保険の認定について

当社で管理している分譲マンションの1室を、賃貸に出しているオーナーから電話が入りました。

マンションの管理会社から「地震保険の認定について」の書類が送られてきたので見てほしいとの内容でした。

オーナーの自宅に伺って書類を見せてもらうと、管理会社からの手紙に下記の内容が記されています。

  • マンションの一部が胆振東部地震で損害を被った
  • 胆振東部地震後に加入している保険会社に地震保険申請を行った
  • 保険会社から「一部損」認定を受け、保険金を受領した
  • 各住戸の室内に被害がなくても「一部損」が認定される
  • 地震保険加入の住戸所有者は保険会社に「一部損」の保険金請求が可能

この文面から、賃貸に出している部屋に被害がなくとも地震保険の請求ができると読み取れます。

地震保険に加入してはいますが、被害がないのに保険金が出ることがあるのか疑問に思い、地震保険に加入した代理店に確認しました。

すると代理店が言うには、地震保険の認定を受けたマンションは各保険会社に連絡が届いており、問題なく保険金が出るとの回答でした。

近々、代理店の保険会社からオーナーに連絡が行くはずですと言われました。

分譲マンション

2.地震保険の請求手続き

管理会社から送られてきた別紙には、「地震保険金請求手続きのお願い」の内容が記載されています。

また、建物全体の地震保険の損害の認定結果が記されています。

<建物全体の地震保険の損害認定結果>

区分所有建物の名称:○○○マンション

建物全体の損害の程度:「一部損」

建物全体の損害認定保険会社:○○損害保険株式会社

  資料を確認する

3.地震保険で補償される損害と保険金

上記の損害認定では「一部損」になっています。

この場合に補償される保険は、保険の始期日により変わってきます。

□平成28年12月31日以前始期契約(地震保険始期)の場合

建物・家財

全損 地震保険の保険金額の100%(時価が限度)
半損 地震保険の保険金額の50%(時価の50%が限度)
一部損 地震保険の保険金額の5%(時価の5%が限度)

引用:「地震保険制度の概要」/「財務省

 

□平成29年1月1日以降始期契約(地震保険始期)の場合

建物・家財

全損 地震保険の保険金額の100%(時価が限度)
大半損 地震保険の保険金額の60%(時価の60%が限度)
小半損 地震保険の保険金額の30%(時価の30%が限度)
一部損 地震保険の保険金額の5%(時価の5%が限度)

引用:「地震保険制度の概要」/「財務省

※建物・家財ともに損害の基準がありますので、詳細は「地震保険制度の概要」をご覧ください。

URL:「https://www.mof.go.jp/financial_system/earthquake_insurance/jisin.htm」「地震制度の概要

当マンションの損害の程度は「一部損」のため地震保険金額の5%になります。

オーナーの付保している地震保険金額は300万円ですので、5%の15万円が支払われることになります。

実際に翌月には、オーナーの口座に振込みされたそうです。

このように地震の被害を受けなくとも保険金が出る場合もありますので、もう地震はしばらく来ないと思わず地震保険に加入しましょう。

災難は忘れたころにやってきます。

保険に加入しましょう

まとめ

  • 地震保険ではマンション認定を受けた場合、各部屋も認定される
  • 地震保険ではマンションの損害程度が、各部屋にも適用される
  • 災難は忘れたころにやってくるので地震保険で万全の備えをする

今回も最後までお読みいただきありがとうございます。

空室対策やリフォームなどアパート経営に関する事はお気軽にご相談ください。

地域密着の誠実な営業でお手伝い

金子不動産株式会社
住所:札幌市中央区北一条西23丁目1番40号
tel:011-633-8686
fax:011-633-8687

-その他
-

Copyright© 金子不動産株式会社 , 2021 All Rights Reserved Powered by STINGER.