アパートオーナー向け

アパートオーナー必見!高齢の入居者を受け入れるメリットとデメリット

投稿日:2019年11月8日 更新日:

今回は、R65不動産という65歳からのお部屋探しをサポートする不動産会社の社長講演をビデオで見ました。

R65不動産は借主を65歳以上に限定する異色の不動産会社です。

R65不動産の山本 遼社長は、高齢者に部屋を貸さない現状では、元気なまま歳を重ねても将来「住まい」が無いかしれないと思い「いくつになっても豊かな暮らし」をサポートするR65不動産を立ち上げたそうです。

この講演の中で、高齢者の入居者が賃貸住宅を借りる背景や引越の理由、そして高齢者を受け入れた場合のメリットとデメリットが説明されていたので、ご紹介します。

1.高齢者が賃貸住宅を借りる社会的な背景

山本社長によると賃貸を借りている65歳以上の高齢者は600万人いますが、そのうち民間の賃貸住宅に住む方は200万人と言われています。

公営住宅の入居倍率は22倍で、高齢者が希望する1階は人気があり空が少ない状況です。

サービス付高齢者住宅は一般と比較して約3割高く、郊外の広い土地に集中しています。

介護施設は介護度が低いと入所できません。

早い話が、元気な高齢者が増えているのに受け入れ先が少ない状況なのです。

元気なシニア

2.高齢者の引越しの理由

①家賃が高いから

配偶者が亡くなることにより家賃負担が困難になり、単身の年金で住める物件を探します。

②階段が大変だから

年齢と共に足腰が弱り階段が負担になります。

③相続税が払いきれないので自宅を売却した

④庭の手入れが大変

⑤子供や身寄りの近くに引越ししたい

⑥入居中のアパートが老朽化で建替えのため

老朽化したアパート

3.高齢者を受け入れるメリット

①入居期間が延びた・・・・・6年以上が64%

②空期間が短くなった

③リフォームの回数が減った

④家賃の減額がしにくくなる

場所によりますが、入居者が入れ替わるたびに5~10%下がるのが普通です。

入居期間が長いため入れ替わりが少なくなり、減額の回数も減ります。

⑤多少の条件が悪くても客付けしやすい

高齢者は階段が苦手なので1階の部屋が選ばれやすい、また通勤・通学がないので電車・駅近よりもバス立地が好まれます。

バス立地

4.高齢者を受け入れるデメリット

①高齢者というだけで一律の受け入れは難しい

中には「収入がない」、「精神疾患」、「保証人がいない」、「滞納歴がある」などの方がいるためです。

対応策としては、独自の審査基準を設ける・・・既往歴、緊急時の対応、健康状態を審査する。

入居中のトラブルがあった際の事後相談できるところを見つけておくことです。

②病気になったらどうしよう

高齢者の場合は常に頭の中に置いておかなくてはならない問題です。

対応策としては、

  • 保証人を親族でしっかり取る
  • 緊急時に対応してくれる親族をはっきりさせておく
  • 親族がいなければ本人に最期をどう考えているのか確認する(葬儀の依頼など)
  • 地域包括支援センターを調べておく(高齢者の困りごと対応、行政の取組みの一環)

対応策の確認が難しければ入居を断る場合もある

③孤独死されないか不安がある

病気で孤独死しても事故物件に該当するとは言えないため、亡くなってもすぐに見つけてあげれば事故物件にならないで募集をかけることができます。

対応策としては、見守りサービスの利用や損害保険を付保するなどがあります。

高齢者に対応策を確認

まとめ

  • 元気な高齢者の受入れ先が不足している
  • 高齢者の引越しはお金と身体の問題が多い
  • 高齢者入居の最大のメリットは入居期間が長いこと
  • 高齢者入居のデメリットは病気と孤独死

高齢者の入居期間が6年以上64%は驚異的なうえ、入居期間が長いためにリフォームが少なく、家賃の減額が少ないことを考えるとエレベーターのある賃貸物件を供給すれば、高齢者専用マンションもビジネスとして成り立つような予感がしました。

今回も最後までお読みいただきありがとうございます。

空室対策やリフォームなどアパート経営に関する事はお気軽にご相談ください。

ご相談はこちらからご相談ボタン

地域密着の誠実な営業でお手伝い

金子不動産株式会社
住所:札幌市中央区北一条西23丁目1番40号
tel:011-633-8686
fax:011-633-8687

-アパートオーナー向け

Copyright© 金子不動産株式会社 , 2021 All Rights Reserved Powered by STINGER.