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スノーダクトの点検を忘れずに!漏水する4つの原因と対応策

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9月も下旬になり、札幌では冬に欠かせない排雪サービスの契約が始まってきました。

※排雪サービス…12~3月までの決まった曜日に自宅前の雪をダンプに積み込み、雪堆積場へ運搬してくれる仕事。

気象庁の発表では、今年の10月~12月は暖かく、降水量も平年並みという予報です。

暖かいのは非常にありがたいことですが予報は予報ですので、こればかりは冬になってみないと分かりません。

その冬になる前に、無落雪住宅の方にはスノーダクトの点検をおすすめします。

特に敷地内や庭に大きな樹木がある場合は要注意です。

落ち葉のせいで屋根のスノーダクトには、枯葉などが溜まっているかもしれません。

万が一スノーダクトの凹型排水溝に枯葉やゴミが詰まっていると、雪が融けても排水されずに屋根裏に漏水する可能性があります。

1.スノーダクトはどんな構造?

北海道で多く見られるスノーダクトの屋根はM字型になっていて、屋根に積もった雪がヒーターや生活排熱で暖められて融け、M字型の谷側にある凹型排水溝に流れる仕組みになっています。

その凹型排水溝の底の真中に排水用のパイプが設置されており、パイプは下水道の雨水ますに接続しています。

なお、パイプ入口には凍結防止ヒーターが備えられています。(凍結防止ヒーターがない場合もあります)

スノーダクトによっては、凹型排水溝の上にカバーやすのこが設置されていますが、まったく何も設置されていない住宅もあります。

M字型屋根

2.スノーダクトが漏水する4つの原因とは

①カバーやすのこが設置されていない

スノーダクトにカバーやすのこが設置されていない場合は特に危険です。

枯葉やビニール袋等のゴミ、泥が強風で舞い上がり、凹部の排水溝に溜まるからです。

特に風の強い地域は、枯葉どころか木の枝や段ボールまでも舞い上がってしまうので注意が必要です。

枯葉

②カバーやすのこが経年劣化してきた

屋根は住宅の中で一番厳しい環境のため、カバーやすのこも年数が経てば経年劣化してきます。

特に木製すのこの場合は、釘が腐って木材同士が離れてしまい、スノーダクトを塞いでしまうことがあります。

木材がスノーダクトの中に入り、融雪パイプの入口を塞ぐと間違いなく漏水になります。

③パイプが破損している

凹型排水溝から流れる水がパイプの中で凍結し、パイプが破損する場合があります。

これは雪を融かすヒーターが故障したり、パイプの中で枯葉や泥がつまってせき止められた水が凍結し、パイプを破損するからです。

④屋根の接合部分に隙間がある

凹型排水溝と屋根との接合部分に隙間があると要注意です。

通常はコーキング(充填剤)によって隙間が埋められており、水が入らない設計になっています。

しかし、経年劣化で隙間ができることにより冬期間の雪どけ水だけでなく、夏場の局地的な大雨でも屋根から漏水する危険性があります。

夏の大雨

3.漏水原因に対する4つの対応策

①カバーやすのこは雪が降る前に設置する

スノーダクトの凹型排水溝にカバーやすのこが設置されていない場合は、当然ですが雪が降る前に設置することをおすすめします。

最近は簡単に取り付けできるカバーが発売されているので参考にしてください。

参照:「スノーダクトカバー「ポリの介」大栄建工株式会社ホームページ

②専用カバーやすのこが経年劣化したら早めに交換する

前項で紹介した「ポリの介」はポリカーボネート樹脂製で強度耐候性に優れているので検討してみてはいかがでしょうか。

木製すのこは安価ですが耐久性に問題があるので、長い目で見ると樹脂製の製品に軍配が上がります。

③パイプの破損は直接水を流して確認する

パイプの破損については、漏水にならないと状況を把握できないかもしれません。

なぜならパイプ自体が屋根の下に配管されているため、破損しているかどうか分からないからです。

確認するには、屋根からパイプに直接水を流してみて漏水するか見届けるしかありません。

万が一漏水した場合は、早急に工務店などプロに修理を依頼しましょう。

④接合部の隙間はコーキング剤を充填する

凹型排水溝と屋根との接合部分に隙間がある場合は、コーキングが劣化したか剥離したと思われます。

この場合は原因がはっきりしているので、隙間にコーキングを充填すれば問題は解決します。ホームセンターに行ってコーキング剤とコーキングガン(コーキングを注入する道具)を購入して自分で施工すれば安上がりです。

ただし施行のために屋根に上る場合は、必ず命綱をつけましょう。

安く上げるために屋根から転落しては元も子もありません。

自分で施工する自信がない場合は、費用はかかりますが板金屋さんにお願いしましょう。

コーキングガン

以上、簡単にスノーダクトの対応策を書きましたが、大事なことは1年に一度、必ず定期点検をして事前に漏水を防止することです。

まとめ

  • 強風などにより屋根にゴミが溜まるとスノーダクトは漏水しやすい
  • 雪の降る前に点検し、カバーやすのこが劣化している場合は早めに交換する
  • 凹型排水溝と屋根との隙間は自分でコーキングすると安上がり
  • 一年に一度は必ずスノーダクトの定期点検を行う

今回も最後までお読みいただきありがとうございます。

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